ブロードワイマックス(BroadWiMAX)のキャンペーン・通信速度・エリアを徹底解説
ブロードワイマックス(Broad WiMAX)は、株式会社リンクライフという企業が提供する無線インターネット接続サービスです。
WiMAX2+を使った無線通信サービスを提供している企業(プロバイダ)は全国に20社以上ありますが、ブロードワイマックスはその中でもGMOとくとくBBと並んで高い人気を集めているプロバイダーです。
ブロードワイマックスで実施中のキャンペーン
初期費用0円のWEB割キャンペーン
ブロードワイマックスは月額料金は安いけれども、高額な初期費用がかかることで評判を落としている時期がありました。一般的なWiMAXプロバイダーは事務手数料(3,000円程度)がかかっても初期費用という名目の費用はかかりませんが、ブロードワイマックスは18,857円の初期費用がかかります。この料金体系は昔も今も変わらないのですが、大きく変わったことが1点あります。それがこのキャンペーンで、2016年3月にスタートしたこのキャンペーンは特定の条件を満たした場合に18,857割引するもので、キャンペーンを適用できれば初期費用は実質0円になります。
端末代金無料キャンペーン(全端末対象)
このキャンペーンは全ての端末の代金が無料になるキャンペーンです。他のプロバイダーでも端末代金無料はよく見かけますので、このキャンペーンがあるからブロードワイマックスを選ぶ理由になるわけではありませんが、最新端末でも全て無料で利用できるのはブロードワイマックスのメリットの1つであることは間違いありません。
違約金負担キャンペーン
WiMAX業界では2年間や3年間の期間を定めて更新タイミング以外に解約すると違約金が発生する契約が主流です。そのため、一度WiMAXを契約するとそのタイミングが到来するまで待つ必要があります。ブロードワイマックスでは、その違約金をブロードワイマックスが肩代わりしてくれるキャンペーンを実施しています。すでにWiMAXを契約していて、料金面などに不満があるが違約金がかかるので解約を諦めて利用し続けている人にとってこのキャンペーンは見逃せません。
ブロードワイマックス(Broad WiMAX)の通信速度は遅い?
冒頭でも説明しましたが、WiMAXはどのプロバイダーから申し込んでも通信速度や速度制限条件は基本的に同じです。
実際にブロードワイマックスを利用している人でも通信速度が遅くなるとをブロードワイマックスのせいだと勘違いしてしまいがちなのですが、ブロードワイマックスだからに通信速度が遅くなるということはありません。逆に言えば、ブロードワイマックスだから通信速度が速くなることもありません。どのプロバイダーも共通の設備を利用しているのですから大きな差が生まれるわけがない、ということです。まず、この点を念頭に置いておきましょう。
もちろん、WiMAXは常に同じ通信速度が保証されているわけではありませんので、時間帯や場所によって通信速度が遅くなったりすることがあります。その理由はプロバイダーではなくWiMAXの共通設備の問題です。WiMAXの速度が速い・遅いを理由にプロバイダーを乗り換えても効果がまずありません。
WiMAXの通信設備を設置・保有しているのはKDDIのグループ会社であるUQコミュニケーションです。日々、エリア拡大と速度安定化のための設備強化を行っていますが、利用者が多い時間帯などはどうしても通信速度が遅くなってしまうことがありますし、電波が届かない場所も存在しています。そのような場合はUQコミュニケーションのエリア改善要望受付画面から改善要望を出すようにしましょう。プロバイダーにクレーム・苦情を入れるよりもよほど建設的な対応が進む可能性があります
ブロードワイマックス(Broad WiMAX)のエリアは?
通信速度と同様に対応エリアも各プロバイダー共通です。以下はUQコミュニケーションのホームページより引用した東京都近郊のWiMAX(WiMAX2+)が利用できるエリアです。ピンクの箇所が通信可能なエリアですね。山間部以外はほぼほぼ対応していることがわかります。ブロードワイマックスで契約した場合でもこのエリアが対応エリアであることに変わりはありません。
まとめ
今回はブロードワイマックスについて解説しました。ブロードワイマックスは3年の長期契約が基本です。また、高額のキャッシュバックはありません。その代わり、格安の月額料金で人気を集めるプロバイダーです。
3年間の長期契約なので、違約金無しでは3年間解約できないのはデメリットですが、光回線に違約金無しで乗り換えられるサービスも見逃せません。
高額キャッシュバックがないのもデメリットと言えばデメリットですが、月額料金が安いのでそこは相殺。そもそも、キャッシュバックは受け取り手続きを忘れてしまうと意味がありませんし。
そう考えると、ブロードワイマックスが、最新端末を安い料金で利用し続けることができる有力なプロバイダーとして人気を集めているのにも納得できます。
ただし、高額なキャッシュバックを狙いたいという人にとってはGMOとくとくBBがおすすめです。GMOとくとくBBのWiMAXであれば、4万円以上のキャッシュバック(その代わり月額料金はブロードワイマックスよりは高い)を受け取ることができ、BroadWiMAXよりも料金的にはオトクです。
※2019年4月から、GMOとくとくBBのWiMAX2+キャッシュバック金額は最大37,100円に変更されました。
(2019年4月1日~のキャッシュバック金額です)