【初心者向け】スマートスピーカーでできることってなに?設定からメリットまで徹底解説
スマートスピーカーとは、音声で命令をすることにより、手で操作をしなくてもさまざまな操作ができる便利な電子機器です。
スピーカーという名前はついているものの、AIと呼ばれる人工知能がアシスタント機能として搭載されているのが特徴だといえるでしょう。インターネットと接続することにより実にさまざまな活用方法があるため、日常生活で役立ててみてくださいね。
ここではスマートスピーカーの特徴や、メリット・デメリット、利用者の口コミ情報などについて詳しくご紹介します。
スマートスピーカーとは
スマートスピーカーは、話しかけるだけで命令した操作ができるシステムのこと。
「おすすめの音楽をかけて」
「テレビをつけて」
「タイマーを5分にセットして」
「今日のスケジュールを教えて」
「○○について調べて」
など簡単な指示をするだけで利用できます。
スマートスピーカーが登場してからまだまだ間もないこともあり、これからスマートスピーカーでできることはどんどん増えていくはずです。
また、一度購入してしまえば継続して月額費用が発生することはありません。買い切りのサービスということですね。
ただ、スマートスピーカーで活用できる音楽・映像サービスの中には月額料金が発生するものがあるので、こういったものと組み合わせて活用しようと思った場合にはその分の利用料金が発生することになります。
スマートスピーカーというのはこういった特徴を持つ機器の総称であり、各メーカーが多くの商品を販売しているので、お気に入りのものを探してみてはどうでしょうか。
スマートスピーカーのメリット
スマートスピーカーを導入するメリットからみていきましょう。
手を使わずに操作できる
普段は手を使わなければできないような動作がスマートスピーカーで対応できるようになります。
スピーカーというと、音を出すためのものといったイメージが強いのではないでしょうか。ですが、スマートスピーカーは多くの方が想像するスピーカーとは異なる役割を果たしてくれます。
例えば、スマートスピーカーで音楽を流していた時に、急に電話がかかってきたとしましょう。この時、音楽を止める必要がありますが、スマートスピーカーなら「音楽を止めて」と語りかけるだけ止まります。
他にも、音量をコントロールしたり、次の曲にスキップするなどの動作も可能です。どうしても手が離せない作業していたり、お菓子作りをしている最中など手がベタベタの状態でも問題ありませんね。
時間を節約できる
スマートスピーカーの中でも「Amazon Echo」にはタクシーを呼ぶ機能が備わっています。一般的にタクシーを呼ぶ際にはスマホで電話帳を開き、配車センターに電話をすることになりますよね。
しかし、スマートスピーカーを活用すれば、「アレクサ、全国タクシーを開いて」と話しかけるだけでタクシーの注文ができます。
全国タクシーとは、日本最大のタクシー配車アプリのことで、事前にAmazon AlexaとJapanTaxiの設定を済ませておかなければなりません。
ですが、一度設定を済ませてしまえば毎回タクシーを呼ぶ場所(自宅など)を伝える必要もないので、とても便利です。タクシーを呼ぶためにかかっていた時間を節約することに繋がるでしょう。
リモコン代わりになる
スマートスピーカーの中には、対応する家電を操作する機能が備わっているものがあります。家電を操作するのにもスマートスピーカーが使えるというわけですね。例えば、照明やエアコンのオン、オフなどができるものも多いです。
他にも、スマートスピーカーに話し掛けて自分はリビングにいながら子ども部屋の電気をつけて起きる時間であることを伝えるなどの活用方法もあります。ただ、対応している家電がほぼないから意味がない、買い換えなければならないの?と感じた方もいるのではないでしょうか。
そういった方は、「スマートリモコン」というものを組み合わせて使うことにより対応できるものも多いです。
スマホを使う回数が減る
そのというか、非常に便利なアイテムです。ですが、自分で操作しなければなりませんよね。
最新のニュースをチェックしたい時にはニュースサイトを開き、文章をチェックする必要があります。こういった時間を短縮するためにもスマートスピーカーを役立ててみましょう。
スマートスピーカーで何か他の作業しながらニュースをチェックすることも可能です。スマホでできるならスマホで済ませれば良いのでは?と思うかもしれませんが、寝る前の時間帯にスマホをチェックすると睡眠の質が悪くなると言われています。
こういった影響を避けるためにも、スマホではなくスマートスピーカーを活用できるところでは役立ててみてはどうでしょうか。
スマートスピーカーのデメリット
非常に便利なスマートスピーカーではありますが、デメリットといえることもあります。こちらもチェックしておきましょう。
声を出すのに抵抗がある場合も
iPhoneに搭載されている「Siri」はご存知でしょうか。
これは、「Hey Siri」と語りかけることにより、音声認識AI機能を活用できるサービスです。しかし、利用するためにはこの「Hey Siri」と呼びかけなければなりません。
スマートスピーカーの場合も同じで、声を出して操作を指示することに抵抗がある方もいるようです。といっても、スマートスピーカーは自宅で使うものということもあり、外であっ機会に話しかけるのとは違いますよね。
継続して利用しているうちに慣れてくるはずなので、あまり気にする必要はないのではないでしょうか。普段から「Siri」を使うのに慣れている方なら全く問題ないはずです。
大量の情報処理は避けたほうがよい
スマートスピーカーから出てくるのは「音」です。こちらから簡単な指示を出したり、音楽を聴くために使うのは問題ないのですが、長文のニュース記事などを耳だけで理解しようとすると疲れてしまいます。
例えば、テレビニュースであれば、映像としての情報も入ってくるので簡単に理解できますが、音声だけで長文の情報を理解するのは大変なことです。あまりにも大量の情報を受け取るのに向いているとは言えないでしょう。
セキュリティ上の懸念
気を付けなければならないのが、スマートスピーカーはインターネットに接続されています。そのため、悪質なアクセスが発生してしまう可能性もゼロではないのです。
例えば、脆弱性が存在するスマートスピーカーに悪意を持ってアクセスされた場合には、スマートスピーカーに語りかけた情報が外部に漏れてしまう恐れもあります。
過去には、スマートテレビがハッキングされ、室内の音声が盗聴されてしまうようなトラブルもありました。こちらはスマートテレビの話ではありますが、スマートスピーカーも命令を聞くためにマイクが搭載されています。システムとしては、同じ被害に遭う可能性がゼロとはいえないのです。