GMOインターネットが展開しているWiMAX

OCNから「とくとくBB」への乗り換え!手続きにかかる期間は?事前に知っておくべき事とは?

ドコモ光っていろんなプロバイダからサービス提供されていますよね! なかでもOCNというプロバイダはNTTのグループ会社なんです。 ドコモ光の「ドコモ」もNTTのグループ会社なので・・・ ということは、NTT、OCN、ドコモと3つ揃えば、グループ会社だし安くなりそう!! そんなふうに思われてる方や、すでにOCN forドコモ光に加入している方のために、結論を先に言っちゃいます。 セット割の適用で安くはなりますが、ドコモ光を取り扱っているどこのプロバイダでも同じ条件であれば同じ分だけ安くなります! というわけで、今回はOCN forドコモ光と、おとくなプロバイダーとして有名なGMOとくとくBBドコモ光を比較して、何が同じで、どこが異なり、どちらがよりお得になるのか比較しました!

そもそもOCNってなに?

「そもそもOCNって何?」 「名前だけは知ってる」 「OCNもNTTと関係あるんだっけ?」 という人が多いと思います。 なので、実際にNTT東日本や西日本と、OCNやドコモでそれぞれ何が異なるのかを、NTTグループの構造からOCNがどのようなことを行っているのかを解説します。 NTTとは NTTとはNippon Telegraph and Telephone Public Corporationの略で、固定電話や携帯電話、電気通信業を取り扱っています。 NTTはその昔、国営で1952年に日本電信電話公社として設立されました。 その後、通信技術の発展とともに、1985年に民営化され、日本電信電話株式会社として設立されました。 さらに事業領域の拡大と、インターネットや携帯電話といった新しい技術分野への進出を踏まえて、各事業を子会社化してNTTグループとしてまとめられました。 現在NTTは持ち株会社となっており、「NTTグループ全体の経営戦略の策定および基盤的研究開発の推進」が事業内容となっています。 NTTの主なグループ会社の中でも特に、NTT東日本、NTT西日本、NTTコミュニケーションズ、NTTドコモなどが皆さんがよく知っているものではないでしょうか。 NTT東日本やNTT西日本は、地域通信事業を手掛けています。 固定電話の契約数は減少していますが、Wi-Fiなどのサービスも手掛けるようになっています。 NTTコミュニケーションズは長距離・国際通信事業を行っています。 主に、グローバルネットワークの構築やクラウド、アプリの開発などを手掛けています。 法人顧客には、クラウド基盤やICTソリューションを提供し個人顧客にはアプリやコンテンツを提供しています。 NTTドコモは携帯電話事業を行っています。 主に料金プランの設定やLTEを利用したネットワーク改善、dマーケットの拡大などです。 今回テーマにするOCNは、 NTTコミュニケーションズが運営するインターネットサービスプロバイダ事業の名称です。 プロバイダとは自宅や会社のインターネット回線を、サーバを通じて世界中のインターネットへ接続するサービスを提供してくれる業者のことですね。 つまりOCNとは、 NTTコミュニケーションズがあなたの家のインターネット回線を世界中のインターネットに接続してくれるサービスの名称 という認識で大丈夫です。 プロバイダは自社で回線を持っていないので、その多くはすでに引いてある回線を借りてネットへの接続を行ってくれます。 OCNも例外ではなく、インターネット回線自体はNTT東日本やNTT西日本の引いた光回線を借りているので、OCN経由でフレッツ光やドコモ光に加入することができます。 ちなみにですが、フレッツ光はNTT東日本・NTT西日本が提供していますが、ドコモ光はNTTドコモがNTT東日本・NTT西日本の光回線を借りてサービスを提供しています。 ドコモ光を提供しているプロバイダはOCNだけではありません。 ぷららや@nifty、GMOとくとくBB、ビッグローブなど、20社以上のプロバイダから契約できます。 今回はその中でも、特にお得なサービスが評判のGMOとくとくBBと比較してみました。

OCN forドコモ光とGMOとくとくBBドコモ光は何が違う?

OCNが提供しているドコモ光のサービスがOCN forドコモ光です。 OCN forドコモ光のポイントは3つあります。 OCN forドコモ光 3つのお得ポイント 【セット割でお得】 ドコモ光パックにまとめることで、インターネットとスマートフォンがセットで割り引かれてお得になる! セット割の割引料金は戸建てか集合住宅といった住宅条件や、携帯電話・スマートフォンのパケット容量によって金額が異なってきます。 例えばマンションに住む独身の方がセット割を利用した場合。 データMパック(標準・5GB)の契約をしていたと仮定して、毎月800円の割引がされます。 データパックMパックは月額5,000円なので、セット割適用後の月額料金は4,200円になります。 同じグループ企業だからこそできたサービスですね。 ドコモのスマートフォンユーザには特におすすめしたいです。 【最高速度おおむね1Gbps】 家でのインターネットの最高速度がおおむね1Gbpsです。 光回線では2Gbpsを実現したNUROI光の次に速いといえるでしょう。 ちなみにですが、ドコモ光の回線自体はフレッツ光の回線を借りたものですので、フレッツ光でも最大速度1Gbpsは変わりません。 【3つの特典】 現在OCN forドコモ光では、加入すると貰える3つの特典が用意されています。 1つ目、gooポイント合計4,800ポイントを進呈! 2つ目、総合セキュリティサービスマイセキュアが12か月間無料! 3つ目、OCN開通とことんサポートによる初回訪問サポートが無料! ※gooポイントは月額料金へ割り当てたり、カタログギフトやマイルなどの他社ポイントと交換することができますが、dポイントのようにお店での買い物には使えないようです。 「GMOとくとくBBドコモ光」と前述の「OCN forドコモ光」を比較 それでは、GMOとくとくBBドコモ光のサービスを前述のOCN forドコモ光と比較しながら見ていきましょう。 【GMOとくとくBBドコモ光でもセット割は適用される】 ドコモのスマートフォンユーザがGMOとくとくBBドコモ光に加入した場合でもセット割は適用されるので、割引適用後の月額料金はOCN forドコモ光と同じになります。 また、セット割に入らなくても、OCN forドコモ光とGMOとくとくBBドコモ光での月額料金は全く一緒です。 【最高速度も同じく1Mbps】 OCN forドコモ光でもGMOとくとくBBドコモ光でも、結局はフレッツ光の回線を利用した通信サービスなので、どちらでも最大速度1Mbpsということには変わりありません。 こちらもドローですね。 ただ重要なことが、この最大速度1Gbpsはあくまで理論値(=ベストエフォート)であって、実測値ではありません。 つまり、エリアや時間帯によっては1Gbpsの速度が出ないということです。 これは回線を取り巻く環境や回線の利用者数によって異なってきますので、各プロバイダでもベストエフォートを表示するにとどめています。 しかしGMOとくとくBBドコモ光のサイトでは、大まかなエリアごとの実測値の平均を毎月更新しながら公開していますので、ドコモ光を利用した際に、自分の住んでいるエリアではどれくらいの速度が出るのか参考に調べることができます。 【v6プラス対応無線Wi-Fiルータが月額0円でお得】 GMOとくとくBBドコモ光に加入すると、最新v6プラス対応無線Wi-Fiルータが月額0円でレンタルできます。 無線Wi-Fiルータを利用することでスマートフォンやタブレットのパケット通信料を節約することが可能! 節約方法の詳細は「固定回線(無線Wifi)を使って、携帯の通信料金を節約する方法を教えます!」でご紹介しています。 その点、OCN forドコモ光で無線Wi-Fiを使おうと思ったら、一番安くする方法は家電量販店で3,000円ほどの手ごろな価格の無線Wi-Fiルータを購入してくるしかありません。 しかしGMOとくとくBBドコモ光に加入すれば、最新v6プラス対応無線Wi-Fiルータが0円でレンタルできる上にパケット通信料も安くなります。 ※この「v6プラスの無線Wi-Fiルータ」は購入価格で15,000円ほどするので、OCN forドコモ光に加入している方が同スペックの無線Wi-Fiルータを購入するよりも出費が抑えられます。 以上のことから、GMOとくとくBBドコモ光の方が間違いなくお得だと言えます。

GMOとくとくBBへの乗り換え方法

OCN forドコモ光に加入している人の中で、GMOとくとくBBドコモ光に乗り換えたい!と思った方もいるでしょうが、乗り換えるには周到な準備が必要です。 まず、契約更新月以外で解約すると解約金が発生します。 そのため、自分の契約期間がいつまでなのかきちんと把握する必要があります。 また、解約受付期間が月末なのか月初なのかも把握する必要があります。 解約受付期間以外では手続きを受け付けてくれないうえに、契約更新月が終わると自動更新で次の24か月間の契約期間が始まってしまいます。 そうなると繰り越された翌月分の月額料金を支払ったうえで解約金も支払って解約するか、あるいは2年後の契約更新月まで辛抱強く待ち続けるしかできなくなります。 自分の契約更新月はいつなのか、プロバイダの解約受付期間は月末なのか月初なのか、 この2点のみは、解約する1か月以上前には必ず問い合わせておきましょう。 OCNの解約受付日は毎月25日までです。 25日までに申し込むと月末に解約できますが、26日以降に申し込みをすると翌月度の解約となり、同時に翌月度の月額料金も発生しますので、注意してください。 そして解約と同時にGMOとくとくBBドコモ光に加入契約しておきましょう。 GMOとくとくBBドコモ光の公式ページから申し込みをしないとv6プラス対応無線Wi-Fiルータが0円にならないので、注意してください。 工事費に関してですが、OCN forドコモ光からの乗り換えの場合は、GMOとくとくBBドコモ光でも同じフレッツ光の回線を使っているので、新たに開通工事が必要になることはありません。 しかしOCN forドコモ光を解約したときに初期工事費用の分割支払い金が残っている場合には、プロバイダ解約金と一緒に工事費用の残額が一括で請求されるので、そのことだけ頭に入れておきましょう。

まとめ 同じ回線、プロバイダが変わるだけでこんなにもお得に

今回、OCN forドコモ光とGMOとくとくBBドコモ光を比較してみました。 どちらのプロバイダでも取り扱っているのは同じドコモ光という光回線です。 同じ条件下ではセット割が適用されるし、同じ回線なので最高通信速度も同じでした。 しかし、GMOとくとくBBドコモ光に契約すると、v6プラス対応無線Wi-Fiルータを0円で利用できる点が最大の注目ポイントです。 OCN forドコモ光に加入している人で、特に契約更新時期が近いという方は、これを機にお得なプロバイダに乗り換えましょう!
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